心療内科でストレス治療|心のケアでストレスを削減

腰痛に対するアプローチ

女医

腰痛と精神的なものの関係

昔の日本では精神的な疾患を患うことが、現在ほど多くありませんでした。しかし現在の日本は、社会構造が大きく変化したために、精神的な疾患を患うことが増えたのです。精神的な疾患を患うと、多彩な症状が出現することがあります。分かり易い例としては精神的な疾患ということから、やる気の消失や気分の落ち込みといったものです。こうした症状であれば、精神的なものが原因であると、第3者からも理解され易くなります。これに対して運動器系の症状を訴える場合には、精神的な疾患が原因であると、判断し難くなるのです。とくに腰痛の場合には、運動器系の疾患が原因であることが、大半を占めています。そうした腰痛の原因となる運動器系の疾患のうち、いちばん多いのは非特異的腰痛と呼ばれるものです。非特異的腰痛というのは、レントゲンなどの検査を行っても、原因が判別できないものです。レントゲンなどの検査で判別できないということは、その多くは筋肉などの軟部組織が原因になります。しかし非特異的腰痛においては、軟部組織以外にも、精神的なものが関与していることがあるのです。また腰椎椎間板ヘルニアや腰椎圧迫骨折などは、レントゲンなどの検査で判別できる腰痛です。いっぽう腰椎椎間板ヘルニアや腰椎圧迫骨折などは、腰痛の原因にならないケースも存在します。例えば腰痛がないのに腰椎椎間板ヘルニアや腰椎圧迫骨折などが、発症していることもあるのです。そのため検査で判別できる腰痛でも、精神的なものが関与している可能性があります。

アプローチの方法

このような精神的なものが関与する腰痛では、運動器にアプローチをしても十分な効果を発揮しません。そこで精神的なものが関与する腰痛では、心療内科を受診すると、効果を発揮し易くなるのです。心療内科というのは、精神的な要素から発症する症状を、内科的に治療する科です。例えばストレスが原因になって、筋緊張型頭痛が発生することがあります。筋緊張型頭痛は筋肉が炎症を起こして起こるので、消炎鎮痛剤がよく使用されているのです。しかし筋肉の炎症は、ストレスによっても発症することがあります。ストレスが原因となっている頭痛では、消炎鎮痛剤だけで改善しないことも多いのです。そうしたときに心療内科では、ストレスに対してアプローチを行って、治療を行ってくれます。これと同様に腰痛に対して心療内科では、精神的なアプローチを行って治療を行っているのです。まず心療内科では、原因となっている精神的な要素を、カウンセリングで判断します。例えば学生であれば、学校の友人関係が腰痛の原因となっていることもあります。あるいは夫婦間のトラブルが、腰痛の原因になっていることもあるのです。すなわち精神的なものが原因となる腰痛は、年齢を問わずに発生します。その場合に心療内科では、友人や夫婦関係の在り方の改善方法を、丁寧にアドバイスしてくれるのです。またカウンセリングだけで不十分であれば、薬物療法を併用してアプローチします。そのうえでどうしても関係が解決し難ければ、転校や離婚を勧めることすらあります。このように心療内科では、精神的なものが原因となる腰痛に対して、しっかりと対応してくれるのです。