心療内科でストレス治療|心のケアでストレスを削減

改善しない体の不調

座る男の人

心の問題が大きくなる前に

心を見る医療機関というと、なんだか特別な場所のように思ってしまいます。しかし精神科や心療内科は基本的には内科や外科など体を見る診療科と、大きく違っていることはありません。精神医療の分野では中心にいる患者を医師や看護師、臨床心理士や作業療法士、ソーシャルワーカーが共有してサポートしていきます。治療を行っていく中心は医師が務め、患者の病状を的確に把握します。医師が必要と判断した時は臨床心理士や作業療法士がチーム医療に加わってきます。ソーシャルワーカーは患者が無理なく治療を続けていくために、生活上の問題の解決や暮らしの支援を行っていきます。こうしたチーム医療の目的は病気を治すことにとどまらないで、社会復帰までにも及んでいます。がんのような重大な病気に陥った人がうつ症状など精神的は苦痛を抱えることは少なくはありません。心身ともに損なったときは、身体の診療科と精神科が協力して患者を全人的に診療します。これをリエゾン医療と呼んでいます。この医療のメリットは体の病気を抱えている患者の精神的な苦痛が大きくなる前に、精神科や心療内科が連携を取っているので心の病気が発症してこない点にあります。仕事をしているとなかなか休みが取れないので心療内科に通院ができないという人も多くいます。ですが医療機関によって、診療時間も異なっていますし仕事帰りに受診ができる心療内科も増えてきました。都市部に多いクリニックでは、夜間診療や休日診療を行っていて会社員でも通いやすくなっています。

心の問題が体に出たら

心の病気の治療は症状を改善していくことだけが目的ではありません。症状が消えてからも再発しないように警戒をする期間や、薬を飲まなくてもよい状態に持っていく期間を設けて時間をかけながら卒業していきます。最低でも3か月はかかると考えてじっくりと腰を据えて通院を始めることが大切になってきます。気分が落ち込んでしまって何もする気が起きてこないという不調は、誰でも経験していますが、通常は休養をとったり気晴らしをしたりすれば立ち直ることができます。息を抜いても気が乗らずひどく疲れを感じて、いつまでも落ち込んでいるのならば心療内科の受診を考えてみてください。精神科と心療内科は厳密に言えば専門とする病気が異なってきます。軽度の心身症やうつ病などはどちらの科でも診療しています。診察を行っている医師は精神科ならば精神科医、心療内科は心療内科医と本来ならば違うはずですが、現実的には心療内科の7割から8割は精神科医が治療を行っています。日本の医療制度の中においては何科でも標榜はできることになっていますので病院で受診すると決定したならば、診察する医師が精神科医か心療内科医かよく判断して受診するようにしてください。心療内科においては、身体的な病気が心理的または環境的な要素が加わっていて、発症のきっかけが心の問題に起因する身体的な症状の治療を行っています。胃潰瘍や十二指腸潰瘍、高血圧症や過敏性腸症候群など心の病気が身体に及んでしまった疾患の治療と精神療法を行っていきます。